torum

主に開発中のアプリにまつわる技術系の事。

Twitterサードパーティー製アプリの終焉を機に、フィードリーダーへの回帰でスローライフのススメ

Twitter界隈がこのところ色々な話題で賑やかであります。今回はTwitterAPIを利用するサードパーティ製のアプリがAPIの利用停止を食らい、次々と公開を停止せざるを得なくなっている模様。

Twitter、「開発者契約」を密かに改定し、公式にサードパーティアプリを禁止 - ITmedia NEWS

これは、特定の(特に私企業の)サービスに完全に依存するタイプのクライアントアプリの宿命であり、当初からこうなりうる可能性は常にあったといえます。運営者の一存でバッサリ切られるのは当然と思わなくてはなりません。特にTwitterでは過去に何度もそうなりかけたりしていました。

各所で色々な人たちが煙を吐いて息まいていますが、別に今さら、と別に驚く話しでもありません。(いきなりのやり方がアレというのはあるにしろ)

サードパーティー製のアプリというのは、サービスを取り巻くエコシステムを築くのには欠かせないものですが、ある程度のシェアを取ってしまうと、運営者からすると、サービスへの負荷や広告ブロックなどをするアプリの存在など、デメリットととなるようなことばかりに目が行ってしまいがちです。

なので、アプリ開発者として長らくTwitterを見てきた感想としては、まぁよくここまでもったな、というものに過ぎません。自分も10年以上前にシンプルなTwitterアプリをDelphiで作って遊んでいましたが、Twitterに振り回されるのが嫌で、APIのバージョンが変わったのを機に放置してそのままやめてしまいました。いつかこうなるだろう、ということは分かっていたので。

それに、一年半前にも書いていますが、すでにTwitterは疲れて、ほとんど使わなくなってしまったのです。

一つには、Twitterのような「今」を追いかけるのは疲れた、という事です。ツイッターのタイムラインはどんどん新しいのが流れてきて、あっという間に消え去ります。それこそ24時間(英語圏のをフォローしていると、英語圏と日本語圏で時差があるため)張り付いていないと追い付いていけない。

自分は携帯を顔面に常時張り付けているようなタイプではなく、そんな時間があったらじっくり腰を据えてアプリでも作っていたいタイプなのであります。LINEもやらない(これはLINE運営企業の由来がアレだからモットーとしてかかわらない主義)ですし。

じゃぁ何に注目しているかというと、古き良きRSS/Atomフィードであります。

以前も書いたのですが、数年前からチマチマとフィードリーダーを開発しています。 まだ世に出せるものではないのですが、自分で使う分には十分。フィードリーダーと言いつつ、APIを利用して、投稿機能も付ける予定です。

実はこれを今、WPFからWinUI3に移植している最中なのであります。

他にも開発中のアプリが幾つかあるので、なかなか時間が取れないのですが、近いうちにアプリストアで公開しようかなと思っています。

以下、WPFで作っていたころのスクショ。

 

フィードでスローライフ、ってのも良いのではないでしょうか。

 

追記:公開しました。

torum.hatenablog.com